彩の国 シェイクスピアガーデン

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Shakespeare Garden

植物紹介

About Plants
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サムネイル1

ローズマリー

Rosemary
  • 和名:
    ローズマリー、マンネンロウ(迷迭香)
  • 英名:
    Rosemary
  • 学名:
    Rosmarinus officinalis
  • 植物分類:
    シソ科
  • 園芸分類:
    ハーブ
  • 花期:
    11月~5月

シソ科の常緑低木。葉は細く、春から夏にかけて淡紫色の小さなな花が咲く。代表的な芳香性植物で、全体に香りがあり、昔から薬用、香料、香辛料などとして使われている。シェイクスピアの時代には大変人気のあるハーブであった。栽培は容易で、強健。ローズマリーという名称は、「海のしずく」というラテン語の属名からきている。日本へは文政元年(1818)に渡来した。

*****

はい、ローズマリーよ、思い出のしるし――ねえ、お願い、愛しい人、忘れないで。

『ハムレット』四幕 五場

There's rosemary, that's for remembrance; pray you, love, remember.

Hamlet,4.5.175

オフィーリア狂乱の場。記憶を失ったオフィーリアが、恋人と実兄の見わけもつかぬまま、実兄に渡すのがローズマリーの一枝なのである。人違いで父を殺したハムレットに対する恋慕の情がローズマリーに託されている。